MSMメソッドの治療の初期段階は「ゆるめる」がメインです。

日常の不良動作の繰り返しから硬くなった筋肉をまずゆるめていきます。

初期段階は週に2回のペースで進めていきます。
その方が圧倒的に治るペースが早いというのが理由です。

この段階は　[痛みがある程度我慢できる] 状態を維持しながら、
身体の回復力を養っていく段階です。

治療の最後にMSMメソッドの特徴である《運動療法》も患者様の状態をみながら少しずつ行なっていきます。

これを行わないと、せっかくゆるめて楽になった身体が、日常生活に戻った途端、またすぐに戻ってしまうからです。

日常生活に戻っても、すぐに痛みをぶり返さない身体を、あせらずゆるやかに取り戻していきます。

ゆるやかにというのにも理由があります。
一気に振り幅大きく治そうとすると、反動でその分もどりが大きくなるからです。
それではせっかくの治療が無駄になってしまいます。
むしろ振り幅のせまい治療を根気良くつづけていく方が次への段階へスムーズに移行できるのです。

「急がば回れ着実に」ですね。

この初期段階は早い方で1ヶ月、患者様の状態によっては2ヶ月〜3ヶ月くらいかかる方もいらっしゃいます。

すべての工程を院長山根が行なっていきます。